気まぐれな highdy7’s blog

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新緑を楽しむ益子ミニミニ旅行

 

 

目に若葉・・・
 いまの時期の季節感をよく表したものに、江戸時代の俳人山口素堂の句、目に若葉
 山ほととぎす  初鰹
(はつがつお)があります。
(正しくは目には若葉だそうですが、一般にはこちらが馴染んでいますね。)
新緑の5月は何処へ行っても、木々の緑が癒やしを与えてくれます。この最近老い先
短い所為(せい)もありますが、毎月一度は旅行をしている感じです。
今月も近くの益子までミニ旅行してきました。
 関東で有名な焼き物の里としては、笠間焼茨城県益子焼(栃木県)が挙げられ、
益子は近くなので過去に何度も行っていますが、今回は陶器や陶芸品を買うのが目的
ではなく観光と寛ぎのために訪問しました。
初日の主たる訪問先は真岡市の久保記念観光文化交流館木綿会館益子町西明寺
そして益子商店街の一部です。宿泊は里山のリゾートホテル(益子舘)のサウナや
温泉で体を休め、2日目は野木町煉瓦窯( 栃木県下都賀郡にある旧下野煉化製造会社
煉瓦窯
ホフマン式の煉瓦窯)、関宿城博物館(千葉県立)を楽しみました。

 久保記念観光文化交流館は、整備前にその所有者が久保家であったことから「久保邸」と呼ばれていました。この地区は、1347年の真岡城築城に伴い建立された3つのお寺に囲まれたいわゆる門前町でした。明治、
大正、昭和の古き良き時代を知る建造物はこれ一つになり、久保貞次郎(美術評論家) 氏の偉大なる業績や
コレクションを紹介した記念館・美術品展示館があります。

 西明寺は坂東三十三観音巡礼霊場 第20番札所・下野13番札所のお寺です。真言宗豊山派に属し、正式には
獨鈷山普門院西明寺(とっこさん ふもんいん さいみょうじ)と称し、ご本尊は十一面観世音菩薩です。


久保記念観光文化交流館は観光案内所にもなっており、美術品展示館は別棟として存在しています。


共販センター内にある焼き物の壁?

 

駐車場が無料・入場料も安く・・・
 今回の旅で嬉しかったのは、何処へ行っても駐車料金が無料であったことと入場料が
安かった
ことです。2日間で支払った入場料は、西明寺の本堂内釈迦仏の拝観料300円✕
2人、野木野木町煉瓦窯見学料100円✕2人のみです。
真岡市では街中観光用の市営無料駐車場があり、久保記念館や木綿会館では入場料まで
無料。
益子の街中は当然と言えばそれまでですが、共販センターや各お店や西明寺での
駐車も無料、翌日の野木町煉瓦窯や関宿(せきやど)城博物館でも無料でした。
あまりに嬉しく思ったのでそれぞれの訪問先で、駐車料金の代わりに500円~1000円を
目処に、お土産を買ってあげました。いまどきこんな観光地は少なくなりました。

 

新緑が癒やしをくれる西明寺
 境内は山の中腹にあり、新緑の中に秋も素晴らしい紅葉を想像させる佇まいでした。
休憩所(兼受付?)で私達が 5,6年前に木造では日本最大の十一面観世音菩薩がある
長谷寺を訪れ、早朝の勤行(ごんぎょう)に参加した話を住職と思しき方にすると、
偶然にも先月行って来られたそうでその素晴らしさに話が盛り上がりました。
秘仏の十一面観音は来年が公開される年だそうですが、他の8種類の観音像は手で触れるほど(もちろん触りませんが・・・)の至近距離で拝観することができ、撮影の許可もいただきました。
国の重要指定文化財として、本堂の厨子、三重塔、楼門の3施設があり、他にも鐘楼堂、弘法大師堂、閻魔堂があります。
日本最大の「笑い閻魔」として親しまれている閻魔堂はユニークな存在です。

 


受付から楼門までは石段を登っていきますが、80歳を超えた老夫婦は健脚なので休まず一気に!

参道の階段を上がったところに重要文化財の楼門があり、
右に阿形(あぎょう)像と左に吽形(うんぎょう)像の仁王像が守っておられる。



通常、本堂は無人だそうですが、秘密の入り方も教えてもらってお賽銭もしっかり入れておきました。


千手観音もこんなに至近距離で・・・


三重塔を裏から見ようとしたら、どうやら石段を使わなくても登れる道があるようです。


閻魔堂の扉の穴から覗くと確かに閻魔大王が笑っておられます。実在したら不気味ですね。

 

美しい容姿の煉瓦窯

 野木町煉瓦窯は、写真のようにホフマン式輪窯というもので、16個の窯をリング状に配置して火を入れる窯を時計回りにシフトさせることにより、長期間連続して運転する
ことが可能ないわゆる赤レンガの焼成です。以前、深谷市の同じ原理(ホフマン式)
の窯を見に行ったことがあります。

明治23年(1890)~昭和46年(1971)まで操業され、数えられないほどの赤レンガを
生産し日本の近代化に貢献したようです。

 

関宿城博物館

 関宿城は、埼玉県を流れる利根川が千葉県野田市流入し、江戸川と分岐する地点に
築かれた戦国時代から江戸時代にかけての水の要所にある平城です。

外観はお城に再現されていますが、内部はすべて治水に関する資料の宝庫とも言える
ほど、大人から子供まで楽しく学べる施設の博物館になっています。
のんびり見ていると、1日かけても全ては読めないかも?

 

 


天守部分は展望台になっており、よく晴れているとご覧のように富士山も見えるそうです。